今年は皆それぞれに色んなことがあった一年だったと思う。
そして私も「書く」ことに迷い、結局、投げ出した年。 やんなきゃ・・・みたいな気持ちで、 ツイッターだったりFacebookだったり 色々かじってはみたけれど、 結局自分には合わない、と感じた。 そして、やっぱりブログが一番合ってるかも、 これが結論。 だから、来年からはこまめに書こうと思う。 来年はどんなことを感じられる一年になるのか、 ちょっと楽しみ。 まだ新年は明けてないけれど、 私の抱負は・・・「感じること」にしようと思う ![]() 初めて訪れた都市で、二人はバスに乗った。 山の上を目指すそのバスは、日本のそれと違って、 ガタガタと揺れ、シートも硬く冷たかったけれど、 彼らは、無言で並んで座り、窓の外を見ていた。 茶畑が見えると、彼女は少しだけ故郷を思い出した。 遠く離れたその場所には、もう誰も知っている者もいなく、 どう紐を手繰り寄せても、繋がらない、そんな町となってしまっていたけれど、 彼女の記憶の中では、笑い声と緑の蒸せるような香りが 数少ない楽しい思い出と共によみがえる、そんな場所だった。 ゆっくりと傾いてゆく夕日が、 遠くに見える海を静かに照らしている。 なぜもっと早くに出発しなかったんだろうか、 男はふとそんなことを考えていた。 彼らは初めての旅で、本当はもっとはしゃいでいても良かったのかもしれない。 でも、その夕暮れだけは、静かに手を繋ぎながら、 それぞれの思い出の中の風景に 心を沈み込ませていくのがとても心地よかった。 バスが大きく曲がると、 何かが彼らの足にあたった。 下を向くと、オレンジの香りが広がってくる。 男は、そのオレンジを取り、 大きな荷物で慌てている前の座席のお婆さんに渡す。 お婆さんは小さな、深くしわの入ったよく使いこまれた手で そのオレンジを受け取り、 通じない言葉で、たぶん、「ありがとう」と言ったのだろうと、 彼は勝手に解釈した 席に戻ると、 座席には、まだ、オレンジのさわやかな香りが漂っている。 彼を見ると、彼女は静かに微笑み、 そして、席に戻った彼の肩へ ゆっくりと頭を乗せた。 山頂にある小さな村を目指して、そのバスは 砂埃まう山道を淡々と登っていく。 どれぐらいの時間そうしていたのだろう。 しばらくすると、若い運転手の男が 終点に近いことを伝えていた。 ずっと何も書いていない。
このブログも恐ろしいことに2月以来更新していないし。 その中で、引っ越したり、 色んなことがあって、 私の周りはかなり変わったけれど、 もう少ししたら、また書きたいと思ってる。 季節は私の得意な夏! 2011年の夏はどんな思い出が作れるのか、 ちょっと楽しみ。 何と言っても、ジャスフォーですから・・・ 「毎日」という言葉に昔から憧れていた。
毎日、会社に行って、 毎日、買い物に行って、 毎日、家族にご飯を作って、 毎日、晩酌をして 昔、この幸せが続かないなら、 いっそここで終わってしまえばいいのに、と思ったことがあります。 来る日も来る日も、 同じことの繰り返しというのは、 たいくつしたり、うんざりしたりすることもあるだろうけど、 それでも、何気ない、日常の幸せが重なること、 それは、実は、とても恵まれていることだと思ったりします。 今日から公開となった映画「毎日かあさん」 主演のキョンキョンの豪快っぷりもすごく気持ちいいけれど、 そこには、原作の西原理恵子さんの大きさがしっかりと見える。 口も悪いし、態度もでかいし、女としてどうなの?と 思う人もいるかもしれないけれど、 この人の大きさは、生半可なものじゃない。 「働いて、子供を育てて、あんたを見送って。 わたしのやってることは、世界中の全部の女がやってることで、 毎日はそれだけで楽しいよ。」 ![]() こんな風に言えるように毎日を過ごしたい。 「泣いてヒマがあったら、笑おう。」 このコピーもすごくいいね。 「毎日」な幸せ、それは、やっぱり自分で見つけるものなんだよね ps:そうそう、エンドロールで流れる永瀬さんの撮った写真がめちゃめちゃいいです。 是非、劇場に足を運ばれる方、最後まで見てください。 ・・・・・・・・・ あっという間に更新せず1ヶ月以上・・・ なかなかもって、ここまで空けたことあっただろうか・・・ ま、さておき、ナガサカは変化の時です。 新年早々、いろいろなことがあり、 来週は、15年ぶりにお引越し。 とうとうこの家を離れます。 ぼーっと部屋をみつめちゃう、 そんな時間を過ごしています
新しい年が明けました。
おめでとう。 去年も一年、よく頑張りました。 そして、新しい年は、更にいい一年にしていこう! 昨日、ラジオから流れてきた言葉が心に残った。 「幸せ、大切にね」 「お幸せに」という言葉はよく聞くけれど、 「大切に」は新鮮だった。 そう、幸せな時間は大切にしなければいけないものなんだ。 今年も大切にする時が、皆さんにたくさん訪れますように。 今年のクリスマスももう終わりに近づいています。
華やかにすごした人、静かに過ごした人、 和食の飲食店をやっている友達は、 今日は暇だーと叫んでいました。 そんな中、私は、ちょっと祖母のところへ。 といっても、私は祖母には会ったことはなく、 母から聞く彼女の話しか知りません。 母や叔父を産んだ後も、ヘブライ語を勉強し、哲学書を読んでいたという勉強家で、 祖父はそんな彼女が大好きで、祖母の編んだサイズの合わない手編みのセーターを いつも大事そうに着ていたと聞いています。 戦争が終わって、疎開先の北海道で亡くなった祖母。 母はまだ中学生で、 泣きながら薬を求めて、吹雪の中を走ったと言っていました。 祖母が亡くなった知らせをアルゼンチンで聞いた祖父は、失意の中、 その後も、結局、日本へは戻ってきませんでした。 祖母は一人、静岡の祖父の実家のお墓に眠っています。 今日は、素晴らしい富士山が見渡せる彼女のお墓をお参りしてきました。 吹き付ける冷たい風は、寒いけれど、背筋が伸びる気分で、 厳しい顔の祖母の写真にしっくりくるような気がします。 彼女の、そして、母の人生を思う度、 時代に翻弄された、その波乱な日々に胸が締め付けられる気持ちになります。 でも、強く生きた女性たちの、その凛とした生き様に 改めて気持ちを引き締められる。 でもね、こんな、聖なる夜には、 やっぱり、少しでも多くの人たちが、 過酷な人生ではなく、 温かく、笑顔に包まれた人生を送っていて欲しいと願うばかりなんだな。 皆に幸あれ! Merry Christmas to you all. 実はちょっとツイッターに浮気してて、
ずっとブログが更新できていなかったけれど、 やっぱりブログの方が私には合ってると思う今日この頃。 余韻だったり、 空間だったり、 そういうものがツイッターにはなくて、 本当に瞬間のつぶやき、「粒焼き」なのだよね。 ということで、ブログ、 これからもちゃんと書いていこうかと。 そして、本日、クリスマスイブに書きたかったのは、 ある一冊の本について。 ![]() 「幸せを見つめるコピー」 岩崎俊一 著 日本を代表するコピーライターが、自分の作品とともに、 その裏にある彼の心、情景などを振り返るエッセイ。 言葉の強さ、そしてその力を思い知らされる一冊。 じんわり、心が温まる本です。 彼のコピーにはこんなものがある 「人は貧しいという理由で死んではいけない」 (日本フォスタープラン協会) 「幸福は、ごはんが炊かれる場所にある」 (ほっともっと) 一行で涙が出る言葉、そのパワーって何なんだろうね。 「幸福になること。人はまちがいなく、その北極星をめざしている」 そのために、火を灯し、進むべき道を照らす、 それが表現物のあるべき姿だと書く作者に、 私も、何だか、明かりを灯してもらった気分になる。 聖なる夜、 少しでも、多くの人が、その北極星に近づけますように この本を読みながら、 今日は、静かに、そう願いたい。 Wishing you a very merry christmas!! May all the happiness be with you! 10月は結構更新していたのに、
11月はほぼ全滅だったこのブログ。 心の波が反映しているのだろうか・・・ そして、もう年末。 52万5600分・・・一年をどう数えるか ミュージカル「RENT」の有名な楽曲が歌っている。 愛の数で数えるか、 仕事の量で数えるか、 涙の回数で数えるか、 驚きの場面で数えるか、 こうやってブログを続けていると、 月日の経つのは本当に早くて、 振り返ると、何もできていない自分に少し不安になる。 もっとゆったり生きてみたい。 もっと平凡に生きてみたい。 もっと静かにいきてみたい。 ・・・毎年色々考えるのに なんだかやっぱり変らない自分がいて、 今日も自分らしいってなんだろう、って考えてしまった。 ぐるぐるした思考と共に、 日比谷公園でやっている展覧会を覗いたら、 世紀の天才、レオナルド・ダヴィンチも 老後に 「私はまだ何もやっていない」と言っていた
最近食にまつわる取材が多くて、
色々食べ歩きの日々なのだけれど、 久々にいい取材ができたのが、 神泉にある「クンバ・ドゥ・ファラフェル」。 ファラフェルは、ヒヨコマメのコロッケのことで、 これをピタパンに挟んだものが、ファラフェルサンド。 NYでは本当によく食べられている安くて美味しいファーストフードです。 そんなファラフェルスタンドが東京にもあると聞いて行ってみると・・・ オーナーの小山さんは、本当に熱い心で ファラフェルを作っていた。 ピタも全部手作り。 野菜も、ペーストもソースも・・・ 最初に取材依頼をした時、 「うちは別に取材受ける必要あるんだろうか?」と言われた。 うん、確かにない。 でも、この人と話していて、 どうしても取材したくなった。 彼が言う、 「母親が作ってくれたご飯の美味しさって、体に染みこんでるだろ」 そんな直感で食材を選び、 真っ当なファラフェルをただ淡々と作っている。 看板を出すこと、宣伝をすることよりも、 美味しいファラフェルを作ること。 ![]() 小山さんの 「何屋が何屋かってことだよ」 そんな言葉が心にずっしり響いた。 私は何屋なんだ? ps:話はそれましたが、ここのファラフェル、めちゃめちゃ美味しいです。 ホント、東京一!!
今週は、朝の番組に「知の巨人」と言われる
松岡正剛さんをお迎えしている。 「イシス編集学校」・・・友達が受講していて、 私もすっごく気になっているところの校長。 編集工学という考え方の提唱者。 まあ、そんな風に書くと、イマイチつかみどころがないのだけれど、 話を聞いていると、どんどん引き込まれていく。 目次を地図に見立ててごらん すると、本が立体的に見えてくる そんな言葉は、読書の世界をもっとワクワクしたものにしてくれる。 読前、読中、読後・・・ 読む前、そして読んでいる最中、そして読んだ後。 この3段階で本を楽しめば、 きっともっと本が好きになる。 ちなみに、私は本を読んで、好きな言葉に出会うと どんどん付箋を貼っていくので、 付箋だらけの本が本棚に並んでいるのだけれど、 これは、ある意味正解なんだとか。 松岡さんによれば、感動した部分に印をつけておいて、 数年後に見てみると、自分の感覚の変化にも気づけるそう。 ワインを寝かせるように、 そんな風に本を寝かせてみるのもいいかもしれない。 「ワインセラー」ならぬ「ブックセラー」。 今、私が感動した言葉に、何十年も先、おばあちゃんになった私は、どう感じるのか・・・ 何だか、今から楽しみになってきた。
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Things I saw, I felt, and place I went
by nagasakakumi カテゴリ
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